タペストリー

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映画感想の記録『ドリーム(原題 Hidden Figures)』#ネタバレ注意

『ドリーム(原題 Hidden Figures)』 2017/9/30

<鑑賞前>

ロケットの軌道計算がどういう風に描かれているかが楽しみです。唯一の心配は、上映時間が2時間あるので、トイレが。

<鑑賞後>

ガラス張りの電算室とIBM 7090、FORTRAN、パンチカードリーダとアドレス表示、計算結果のストックフォーム用紙とこれを綴じる青いファイル。この小道具で学生時代に電子計算機室に入り浸ってプログラミングしていたことや、新入社員時代にマニュアルと首っ引きでメインフレーム操作やシステム設計していた頃の熱量を懐かしく思い出しました。
近頃のハリウッド映画は、CGとアクションだらけですが、この映画は、ちょっと前まで典型的だった心温まるアメリカ映画なので、とても好きです。泣ける場面はありませんが、明日は、きっと良くなるに違いないと今日を頑張る気持ちが湧き上がってきます。
主人公の女性三人の生き方が素敵ですが、ジョン・グレン宇宙飛行士の男前な心意気も素敵です。
途中で何個もいいセリフが出てきますが、僕が一番気に入ったのは、ジョン・グレン宇宙飛行士の「最後に信じるのは人間だ」。アナログ世代の僕がデジタル社会に言いたいことを代弁しています。

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