ブルーを消す魔法
朝から小雨。気温も低く、心は湿りがちでブルー。
気の乗らない株主総会に出席。大した質疑もなく、予定調和のシャンシャン裁決をやらされ、ますますブルー。
すまじきものは宮仕え。あと2年の辛抱。
ブルーな気分のまま、駅に併設するショッピングモールへ。
ふと見れば、雑貨店向かいのベンチに3歳くらいの女の子が座っている。お菓子を食べながら、店内のお母さんを待ってる様子。
可愛い仕草で、いい子にしているので、微笑みかけてみる。(私は、スーツ姿で、短髪で、コワモテのオッチャン)
その子は、にっこり笑って、手を振ってくれた。思わず私も手を振り返した。
とろけるような至福感。湧き上がる娘たちとの昔の思い出。
心に巣食うブルーは君の魔法で消えたよ。ありがとうね。